好天の山歩き 国見岳~五勇山~烏帽子岳周回縦走
こんな素晴らしい晴れ間はいつ以来だろうか?
さて、山歩き前までの行動を振り返る。
9月13日(土)
会社で12時まで仕事し、ここから気持ちを切り替えて脊梁に向かう事にする。
自宅で車中泊、山の用意を済ませて、福岡都市高速に入ったのが14時頃
御船ICで降りて、佐俣の湯にて、かなり早い晩飯(16時半)
カレーの大盛りが出来ないとの事で、カレーとうどん
いよいよ脊梁445号に入り、国見岳登山口
五勇線ゲート手前で下車(18時半)
登山口手前で車中泊するのは初めての経験。
国見岳から周回縦走(7~8時間)を考えるとここに泊るのがベストの判断。
19時に完全に暗闇となり、初めての山の夜と暗さを経験。
何もする事がないので19時半就寝。
山の夜は怖い位に静かであった。
なお、この夜は放射冷却の影響か?気温が低く、上下の寝間着に上がフリース
さらに-15℃まで対応の防寒シュラフに包まって寝た。
山の夜はやはり半端でない寒さである。
9月14日(日)
5時半起床 熟睡であった。
車中泊後を整理して、6時半出発。
早目の出発は、最後 道迷いした事もあり大正解であった。

いよいよ山歩きのスタート。
いきなりの急登となる。




素晴らしい景色
無理して来てよかった。

8時50分
登り2時間20分で国見岳山頂(1738m) 20分程休憩
九州中央山地の盟主 最高峰の山に登れた事に感無量
事前に登山口を下見もし、万全を期して挑戦しただけに嬉しかった。

ここから最後下山するまで、1人も登山者には、いや人間には合わなかった。
鹿 5~6匹を見ただけであった。



五勇山山頂(1662m)
10時20分 ここで20分休憩
これで3分の2は歩いただろうか?
もう少しだ。
ここまで順調。

背丈ほどあるスズタケの間を進む。

烏帽子岳山頂(1691m)
ここまで午前中のうちにこれた。
さて、最後 ここからの下り。
実はここからあまり調べていなかった。


烏帽子岳から元の登山道に戻る間に道迷いした。
原因は間を通る林道の道に惑わされた事。
この林道の間を赤テープに沿って、ちゃんと下ればよかったが、
途中から赤テープを無視して、林道を下ったが、これが大失敗。
結局90分 道迷い。
最後は元の登山口を丹念に調べて、下の画像を発見した時はほんとにホッとした。
背振、三郡あたりならあと標高50m位なら強引に下れば舗装道路に出られる。
だが、ここの下りは谷が深く、とても下れない。
山の深さを実感すると共に、道迷いして遭難か?と思うとゾッとした。
仮に10時頃の遅い出発だと、かなり焦ったと思う。
早い出発は大正解でした。

今年、私の中では一番充実した山歩きになるはずだったのですが・・・
出発6:30-国見岳08:50(20分休憩)-五勇山10:20(20分休憩)
烏帽子岳11:50-登山口15時15分
8時間45分の山歩き(道迷い90分 休憩40分含む) 歩いた距離 16.0km

恥ずかしい道迷いのルート図。
90分のうろうろは危険と隣合わせでした。
途中、北にまっすぐ下っているルートがあるが行き止まりでショック
その先は崖になってましたね。
引き返しておいてよかったなあ。
結論は、林道が数多くあり、かなり惑わされたけど、
正規の登山口以外に、ここからの逃げ場はなかったという事です。

車中泊 2日目
これまた19時就寝
この夜は、山の谷から落ちていく夢を何度も見た。
脳がビビっていたんだろうか?

5時半起床
白鳥山を歩く予定が天候は雨
とりあえず、合羽着用で出発してみた。
登りだして、さらに雨足が強くなる。

10分程歩いて、引き返す。
10時過ぎに会社からの携帯が鳴る事になっているので、山に集中出来ない。
雨だし無理は禁物だ。
昨日の道迷いが私を気弱にさせていたせいもある。
どうも気分的に強気になれない。


最後の失敗さえなければねえ~
by katuyamak | 2014-09-16 06:00 | 九州146名山 | Comments(8)
脊梁の国見岳、五勇岳、烏帽子岳の大周回、お疲れ様でした。下山時の道迷いは大変でしたね。
私も林道にはよく迷わされます。
今後、注意したいと思いました。
素晴らしい山ですね。
まだ、未踏ですのでいつの日かは登って見たいと思いました。

念願の国見岳に行かれたのですね。帰りの道迷いは他山の石とすべきかと思いました。
10月からは仕事も代わることになり、時間が出来そうです。山へのお誘いにはお付き合いできる環境が整いました(笑)。

林道には惑わされますね。
最後、安心していた時に道迷い。
完全に油断してましたね。
国見岳 素晴らしかったです。
是非、チャレンジを・・
なお、日帰り登山は、かなり厳しいかと思います。

日曜日は楽しまれたようでよかったです。
10月からの意味ありげな文章 気になります。
私も10月中旬の会計監査が終われば、余裕が出て来るはずなんですけどね。

このコースは地元の方のお話によれば、烏帽子岳からの方がよいそうです。
下山に烏帽子にすると、道迷いがあるそうですよ。
多分、肉まんさんがそうであったように・・・・
脊梁の山は静かですね。肉まんさん好みな山ではないでしょうか(^_-)-☆

国見岳の周回は逆コースを歩かれてありましたね。
参考にさせていただきました。
最後に油断したようです。
あの林道には惑わされました。
脊梁の山は静かで、確かに私は大好きです(^_-)-☆
あの深い脊梁の山で道迷い!!
それも単独ですからその不安だった様子もよくわかります
登山は難しいですね~

あの時の不安な気持ちは何とも言えないですね。
まわりには鹿しかいませんでしたから(笑)
あと少しの下りで緊張感が途切れつつあった時でした。
山の恐さをあらためて知りました。