京都 比叡山(846m)~ 延暦寺~ 寺田屋 (前編)
9月8日(土)
関西の出張も終わり、通常なら土曜日の夜に、そのまま帰るところであるが、そうすんなり帰らないのが私である。
トイレで私服に着替えて、スーツバックと革靴を自宅に送り返す。
ビジネスマンからただのオッサンに素早く変身。
環状線で新今宮駅へ移動。
西成地区の相変わらず環境が素晴らしい、駅前に段ボールで、人が寝ているのが難点だが(笑)
いつもの常宿 ホテルみかどに宿泊
ちなみにじゃらんポイントを使い、2泊で3800円である。
もう3度目の宿泊となり、慣れたもんである。
前日、ヤマト便で送っていたザックもホテルに無事に着いていた。
しかし登山靴をザックに入れていない! 忘れている。 ナニ~
前々日に用意したままで、最後のチェックを怠っていた。
まあ、しゃーない。
いつものように新世界でオッサン、ひとりさびしく、生ビール、串カツ、どて焼きそしてたこ焼き
関西弁が乱れ飛ぶ明るく元気な店内に、博多のオッサン、ただ黙々と、ひとり食べる(笑)
9月9日(日) 本日の京都の最高気温 33.7℃
朝5時15分に起床し、西成より朝、京都に向かう。
今日の山歩きは、比叡山~延暦寺~帰りに伏見 寺田屋の観光。
いまさら、登山靴がないと言っても始まらない。
観光用で用意していた、薄いウオーキングシューズとスカスカの紳士用黒い靴下で歩くしかあるまい。
なお、当日 9月 9日は山と観光で、合計 20kmを歩き、足はボロボロとなった。
交通手段は下記の通り
ホテルで京都までの割引券が売ってあり、ありがたく購入する。
5:56分発 新今宮駅~大阪駅(JR)
大阪駅~京都駅(JR 快速)
京都駅~東福寺(JR)
東福寺駅~出町柳駅(京阪)
出町柳駅~修学院駅(叡山鉄道)
到着はちょうど8時で ここまで移動で2時間かかる。
8時 修学院駅から山に出発である。
参考の本は、図書館から借りた 山と渓谷社 「京都府の山」
1回 道を間違える。
2回目 また道を間違える
ここら辺りは、もみじが多く、秋は紅葉が綺麗だろうなあと感じる。
なお、この先に外人のカップルがテント泊をしていた。
まさかこんな場所でテント泊をしてるとは、知らず、先方もビックリしていたが、私もビックリした(笑)
無事、登山道を発見。
ずっと気になっていたが、左手側に鉄条網がしてある。
当然、柵の左側は進入禁止区域である。
相当、広大な範囲である。
立入禁止 宮内庁の看板でやっとわかった。
修学院離宮
ようは、天皇家の別荘と思えばわかりやすい。
京都には、
修学院離宮と桂離宮があるようである。
立入禁止と書いてあると、入りたくなってしまう。
私も少しではあるが、天皇家の離宮におじゃまする事にした。
これで確かに離宮の中に入ったのだ(笑)
修学院離宮を過ぎると歩きやすい道に出た。
毎度の事であるが、京都の山は、とにかく蒸し暑い。
水飲対陣跡
大正十年の石碑とわかる。
ここをさらに歩いていると、前方でカンガルーのような変なジャンプをする動物が?
鹿であった。
好奇心旺盛に先の方から私を見ている。
ちょっとわかりにくいけど、写真中央でこちらを見ている。
振り返ると京都市街が一望。
まだ中間点であるが、ここまでですでに2時間以上経過している。
まもなくやっと中間点のロープウエイの駅に到着。
まだまだ先は長そう。
ここで比叡山前編をとりあえず終わる事にする。
金曜、土曜の出張の合間に図書館で借りていた
左側 角川文庫 「人斬り半次郎 幕末編」を読む
文庫本で500ページ以上ある大作であるが、とてもおもしろくハマってしまった。
電車の移動中、ホテルの中と10時間以上をかけて1冊読む。
続きが読みたくて、角川文庫がわからなかったので京都駅で右側の新潮文庫の
「人斬り半次郎 賊将編」を続けて買って読む
人斬り半次郎こと
中村半次郎 のちの陸軍少将 桐野利秋の自伝小説。
4月に読んだ司馬遼太郎の「歳月」の時のように、とにかく読みふけった。
8月から、読めば途中で挫折し、最後まで読めなかった事が何度も続いたが、やはり
内容が、おもしろくなかったんだろうなあ。
おもしろい本はページ数が多くても一気に読めるもんなんだなあ。
by katuyamak | 2012-09-10 21:34 | 山歩き