韓国岳から高千穂峰まで縦走

4名

韓国岳登山口-韓国岳-獅子戸岳-新燃岳-中岳-高千穂河原-高千穂峰-高千穂河原
  
韓国岳登山口から高千穂峰に登り高千穂河原まで下山してきて8時間37分であった。

3/21今年初めての遠征である。

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正月から福岡周辺の山登りはやってきていたが、とにかく2月がずっと週末雨ばかりでフラストレーションがたまる週末であったが、ちょうど3/21、3/22、3/23と3連休があり、1ケ月前からこの日は霧島と予定していた。1月に家族で霧島旅行をした時に霧島縦走がそうむずかしくないような感じがして、いろいろ本などで調べて一応私が幹事で私の山登りの師匠2人とSさんの4名で福岡から行く事になった。


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亀師匠とO師匠の2人で山登りの回数が2000回を軽く越え、さらにSさんは毎日家の周りの散歩を8km歩く方でみなさんサラリーマンを昨年くらいに引退された方達だがハッキリ行って山登りの経験は私はまったく及ばない大先輩である。1泊登山に2人の師匠が来てくれた。みんな霧島登山初体験でわくわくする気持ちである。韓国岳頂上からは見晴らしもよく最高の眺めだった。頂上にはドイツ人らしいグループがいた。遠くにとんがって見えるのが最後に登った高千穂峰である。


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私としては初日の計画では大浪池登山口から登って、新燃岳から大幡山くらいで今日の宿である国民宿舎新燃荘に行く予定であったが、新燃荘からタクシーに乗ると運ちゃんが今日の夜から雨だから縦走した方がいいとの事で予定を変更し、明日が雨かもしれないので、今日のうちにできるだけ縦走しようとなり、早く登れる韓国岳登山口からの登りとし、とにかく行けるところまで縦走しようという事での韓国岳登山口からの登りとなった。私としては不本意だったが、結果的にはここから登った事で高千穂峰まで登る事ができた。これが大浪池登山口からだと時間的に無理だったと思う。


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霧島縦走をされた方ならわかるでしょうが、獅子戸岳から新燃岳、中岳までを歩くコースが霧島縦走最高の縦走の醍醐味を味わえるところで、これは写真よりもとにかく行かれた事がない方はとにかく縦走をされる事をお勧めしたい。もちろん韓国岳からの縦のコースもいいが、翌日に登った新燃荘から大幡山までの横のコースがこれまた自然がいっぱい残っていてこれもよかった。くじゅうとはまた違う自然の素晴らしさを味わえる。初めて見た新燃岳からの池はとにかく私なんかの写真を見るのではなく、現地に行って歩く事をお勧めする。本当はこんな写真を見ない方が感動も大きいと思います。


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新燃岳から見た高千穂峰。晴れていて最高の眺望だった。あそこまであと何時間かかるのだろう。初めてなので誰もわからない。私はここまで来たので絶対頂上まで登るつもりだった。昼食はここでとった。吹きさらしなのでとにかく風が強かった。


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後ろの山が隠れているのが、韓国岳。逆のアングルで。天気もよく最高の山登りを満喫。


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ここは中岳の分岐。高千穂河原まで2.3km。韓国岳まで8.7kmとある。とにかくこのままずっと歩きたいような素晴らしい縦走路だ。とにかく高千穂河原まで行ってから、高千穂峰に登るかどうか決める。夜から雨という事だが、まだ雲はかかっていない。


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高千穂河原からとにかく登れる時に高千穂峰に行ってみる事にした。ハッキリ言って夜から雨予想でないなら、ここで無理せず、宿に帰るところだが、天気がわからないので、いけるだけ行こうとなった。しかし高千穂峰のガレ場はひどい。半端ではない。


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高千穂河原までの縦走が順調だったので、ここのガレ場には苦労した。しかし頂上は近い。ここまで来たらなんとしても登らないといけない。しかしそろそろ雲行きが怪しくなってきた。いつ降りだしてもおかしくない天気になってきた。天気予報はここまで見事に当たっている。


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頂上へ。この段階で16時半。なんとか日暮れ前には宿につけそうだ。写真から空を見てもらうとわかるが、4時を過ぎて一気に雲行きがおかしくなってきた。山の天気の変化は早い。しかしよくここまでもってくれた。高千穂峰から時々雲の間にほんの一瞬だけなんと桜島が見えた。鹿児島もすぐそこなんだなあ。遠い所まで来たんだと実感する。


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翌日朝の写真だが、宿の国民宿舎の新燃荘。たしか1泊2食8500円で翌日のおにぎりが300円か500円だったと思う。もちろん近くにコンビニもないので、翌日の昼食用のおにぎりもお願いして、ここが登山基地になった。なおここから携帯の電波は圏外で届かなかった。温泉は噂通り白く濁り、いかにも効きそう。4人でゆっくりテーブルを囲んで今日の山登りの話、今までの山登りの話と山の先輩方とビールを飲みながら楽しく話す。みなさん心地よい疲れと縦走をやりとげた達成感でビールもすすんだ。みなさん私の年の離れた兄ちゃんかおじさんのようで私も楽しかった。今日のビールは特におしいかった。夜8時くらいから本格的なじゃじゃ降りとなり、明日は山登りはたぶんダメと私はこの段階でそう思っていた。翌日になってわかったが夜の雨が次の日にそれが雪まじりとわかる。霧島といえどもやはり山なんだなあ。まだ3月だし・・・3/22の新燃岳は雪化粧をしていた。

続きは3/22編に続く。
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# by katuyamak | 2003-03-21 00:00 | 山歩き | Comments(0)

蛤岳(863m)

単独

3/11(火)本日は代休で、午後から仕事に行くようにし、午前中に山登りをする事にする。
朝、家を6時頃出発し、蛤岳を目指す。

行く時は山が雪道とはまったく考えてはいなかった。
1週間前に三郡山系に登って、まったく雪がなかったのに背振山系に来ると、標高はほとんど変わらないのに頂上に向って行く度に雪の量が多くなりすっかり嬉しくなった。
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蛤水道を通る頃にはもう足跡がすっかりなくなり、私がまだ踏まれていない雪道を足跡をつけて歩けるようになった。蛤水道はこの日も静かに水が流れていた。アイゼンをつけるか迷ったが、なんとか行けそうでそのまま歩いた。
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坂本峠より登り1時間25分。頂上到着、もちろん平日でもあり、誰もいない。
眺望は望めないが、たくさんの雪が迎えてくれた。
頂上にこれほどの雪があるとは思ってもなかった。
まったく期待してなかったので、嬉しかった。
またこの日は風がなかったので、寒さもそう感じなかった。
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帰りに蛤水道の水を4リットル持ち帰りリックに入れて帰ったが、あとで首が痛くなった。ちょっと無理したみたい。午後からは仕事を少しする為に会社に向った。
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# by katuyamak | 2003-03-11 00:00 | 山歩き | Comments(0)

猫谷川新道から宝満山

単独

1/12の山登りは自分にとって違う意味で忘れる事が出来ない山登りとなった。
新年も4回目の山登りで順調に回数もこなせておもしろくなりかけていた頃だった。

今日もやる気満々で朝5時起きで裏宝満を目指す。
本導寺バス停前の酒屋さんから太宰府側から左折し、oさんに教えてもらった猫谷川新道を目指す。
途中から舗装道から林道を左折しちょうど駐車スペースがあり、ここから約10~15分歩いて登山口を目指して行く予定だった

しかしちょうど10~20m前に何か犬か豚のようなのがいた。
おまけにツガイである。最初犬にしてはでかいし、豚にしては足が長いしと何かわからなかったが、なんと猪ではないか。
私も目の前で見るのは初めて。向こうも暗い中をヘッドライトをつけていた人間をどう思っただろう。
ちょうど夜が明け始める朝の6時頃ではなかったろうか。
ストックを持ってきてないので私は丸腰で襲ってきたら、間違いなく2匹だし怪我をしていたと思う。
どうしようと立ちすくんでいたら、2頭がドドドドーと重戦車のような地響きを出して山に向って逃げていってくれた。
あの音は今でも耳に残っている。
あの音だし間違いなく下の写真のように70-100kgはあったのではないだろうか私はしばらくそこを動けなかった。

しかし、しかし、話はこれだけでは終わらなかった。

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(写真は4月に写した猫谷川新道の入り口です)


気を取り直して暗い暗い猫谷川新道を朝の夜明けと共に歩き出したが何か今日は厄日のようだった。
登り初めて今日はえらく近くで鉄砲の音がするなあと思っていた。
近くが射撃場があるので時々鉄砲の音が聞こえてくるのだ。

そして登り始めて30~40分頃ちょうど上が岩場になっていて手足を使って登らないといけないところで、狂ったように犬がワンワンワンとすごい剣幕で吠え出した。またまた私は丸腰でどうしようもない。向こうも私も姿が見えない。
ストックがあれば別に恐くないのだが、私はこの犬の為に40分も登ってきたのに、下らないといけないという事がくやしかった。どうしようといろいろ考えて、落ちている枝をつかんだらどれも腐っていて襲ってきたら負けそうだ。
枝を捜している間もワンワンワンと山全体に聞こえる声でわめいている。
こっちもだんだん腹が立ってきて、思い切り「コラーー」と犬に向って叫んだら、なんと声がピタリと止んだ。また数分してこちらもおずおずと岩場を上がるともう犬はいなかった。

それから左手にまあ襲ってきてもいいような枝を捜して頂上に行った。
途中で吼えたと思われる犬と会ったが、私を見てあわてて逃げていった。
ちょうど猟犬のようなすらりとした犬だった。(後で本当の猟犬とわかった。)

それからは完全に夜も明けて、快適な山登りだったが、私には2つの動物と会った事がどういう事がわからなかった。そして亀さんに報告し、インターネットで問い合わせてもらって新事実がわかった。

まず2/15までは狩猟期間であり、なんとこの人気のある宝満山は狩猟区域内で猟をしていい場所である事。近くで鉄砲の音がしていたのは射撃場でなくこの宝満山だったのだ。
朝の6~7時頃はまだ射撃場も営業してないだろう。冷静に考えればわかることだ。もしかしたら偶然かもしれないが、猟犬がいたから猪が下にいたのかもしれない。
裏宝満から登った事がある人はわかるだろうが、登り口のところの左手の畑にトタンがしてあるのがわかるだろうか。すべて猪防止の為だったのだ。宝満山が狩猟をしていい山なんて表から登る人はわからないだろうが、本当である。ちゃんと師匠が狩猟協会に問い合わせてくれた。

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上記の写真は私が写したものではなく、インターネットからのものだが、無断で勝手に載せて申し訳ありません。

ただその時に見た猪の大きさがちょうどこれくらいあり、みなさんに信じてもらえないだろうと載せたものです。それからは何が起こるかわからないので必ずストックは持ち歩くようにしている。特に単独では恐い。いやー恐い経験だった。

なお下りは大谷尾根から下山したが、やはりまだ犬の鳴き声は山全体に聞こえていた。
地元の方にとっては、猪を獲ってもらわないと畑を荒らすので大事な事なのだろう。

いろいろ山登りをすると貴重な経験をするものだ。
それから2/15の狩猟期間が終わるまで本道寺からは登るのを控えたのはいうまでもない。
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# by katuyamak | 2003-01-12 00:00 | 山歩き | Comments(0)