ノンフィクション短編小説  「お父さん、コインランドリーに3度行く」

男は最近、寒い日が時々あり、薄い毛布では寒く感じるようになっていた。
連休前のある日、男は妻にこう言った。

「俺の冬用の毛布ばそろそろ洗ろうちゃらんか?今の毛布では寒うなりよったい。」
妻は予想しない事を言った。
「コインランドリーで洗ってきて。今の時期は毛布が乾かん。」
「コインランドリーやら言うても、俺どげんするか知らんぞ?」
「じゃー、そのまま今の毛布で寝てよ。」

そう言われても洗濯も料理もしない男はとまどってしまった。
なにしろ、生まれて48年、コインランドリーで機械を動かした事がないのだ。
でも今の汚れている冬用の毛布では寝たくない。

しゃーないな。まあ、洗濯のごと、するっちゃろうね。
独身時代に洗濯経験がある男はその時の洗濯と同じと思っていた。
じゃー、洗濯してくるけん、帰ってきて「干しちゃれよ。」
「あ?なんば言いようと?干さんでいいったい。だけんコインランドリーって言いよったい。」

男は妻の言っている「干さんでいい」の意味がわからなかった。
「干さんでいい?」干さな乾かんめーもん?
よく理解できなかったが、なんかコインランドリーでは乾いてしまうようだ。
とにかく行ってみよう。
こうやって男は生まれて初めてコインランドリーに行く事にした。


コインランドリー訪問 初回  11月24日 14時頃
冬用の毛布を持って、男がやってきた。
初めて建物の中に入ったが、ガソリンスタンドのように操作を教えてくれる人は誰もいない。
コインランドリーの機械があるだけで、少なくとも店員らしき人は誰もいなかった。
お客さんと思われる中高年の男女が静かに椅子に座っていた。

目の前の機械が静かにグルン、グルンと回っているのが男の目には妙に新鮮だった。
コインランドリーは若者が来ている場所と思っていた男にはこの場所はなかなか楽しかった。
静かに回り続けるコインランドリー、そして静かに座っているちょっと疲れた感じの中高年の男女。

ああ、そうたい、毛布ば洗濯に来たったいね。
そう言って、現実に戻った男はコインランドリーの機械を初めてマジマジと見た。
機械はお金ではなくカード挿入になっていた。
どうもカードを買わないといけないらしい。
そうやって場所を探して、カード購入器をやっと見つけた。
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まったく予想もしていなかった。
カードを買うのは千円札でしか買えなかった。
とにかく単位が 1000円なのである。小銭はダメなのである。
なぜかこの日、男は給料後だったので、財布に1万円札と5千円札しかなかったのである。
(ちなみに普段、この男の財布は千円札 数枚です(笑)。参考まで)
これで完全にどうしていいかわからなくなった男はこのまま黙って毛布を持って、店を去った。


コインランドリー訪問 2回目  11月24日、夜22時10分。
冬用の毛布を持って、ふたたび男がやってきたのは夜も22時を過ぎていた。

晩飯食べてからくさ。焼酎ば今から飲もうと思いよったったい。
そしたら、そうたい。今のうちに毛布ば洗濯しとったら明日、山歩きが毛布の洗濯の事ば気にせんでゆっくり登れることに気がついたったい。
男の言い訳はこうであった。
最初来た時に両替してまたコインランドリーに来るエネルギーはもう男にはあの時にはなかったのである。
しかし明日、ゆっくり山歩きする事を考えるとと思い直して夜にまたコインランドリーに出てきたのであった。

さて、コインランドリーのカード挿入口で男は固まっていた。
説明文を読んでもどうしたらいいのか、まったく理解できないのである。

千円札を入れても、機械が受け付けずにまた戻ってきてしまう。
何度もその動作を繰り返していた。
5分経過後、いろいろと扱いまわして、やっとわかった。

①まず100円入れて100円でカードを買う。
②そして購入した100円のカードを差し込んだままで1000円札を入れる。
③そうするとカードに1100円との数字のランプが点燈し、記憶する。
④その1100円分のカードを自分が洗濯したい機械に挿入するのである。
ここまでの理解と操作に10分強を要した。
銀行のATMでならブーイング間違いないところであった。

やっとカードを購入していよいよ洗濯だぞーと、今からまさに冒険する少年のような気持ちの男に向こうの方から変な男がつかつかと近寄ってきた。
ちょっと、やばい。
ホームレス風の薄汚れたチャールズ・ブロンソンのような50代の男だ。
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ちょっと、やばい。
しかし、懐かしい顔だ。
チャールズブロンソンじゃないか。大脱走、バルジ大作戦、以来ではないか。
この男が俺に何の用だ?
店内はもう一人の50代の男と、チャールズブロンソンと私の3名であった。

つかつかと寄ってきたチャールズブロンソンが私に教えてくれた。
「ここは22時半で閉まるばい。
今、22時10分やろ、あんた、今から洗濯したら、ここ間に合わんで閉まるばい。」

意外な事をチャールズブロンソンは教えてくれた。
この人な何だろう?ここで暮らしているのか?店の人か?
よくわからないがやさしい人であった。
それより、俺はコインランドリーは24時間営業と勝手に思い込んでいた。
看板をみると、朝7:00~22:30までとなっていた。
危ないところであった。
カードも買って、少年のように好奇心でウキウキしていた男はちょっと落ち込んでいた。
こうしてまた、2回目でも洗濯ができずスゴスゴとまた男は帰って行った。


コインランドリー訪問 3回目  11月25日、 15時頃。

冬用の毛布を持って、男がまたやってきた。
昨日と違い、男は山登りを終わったせいか、気分はゆったりしていた。
しかし男は腹が減っていた。
山で昼食をとらず、そのままダイヤモンドシティ。フタバ図書に行って、25000分の地形図を購入し、コインランドリーでの待ち時間を計算して、中華弁当 マーボ豆腐 398円をちゃっかり買っていた。
さすがにコインランドリーも3回目ともなると操作がわかりそうだ。
小さい機械にカードを入れて動き出した時は男はさすがにホッとした。
機械が動き出すのを確認してやっと男は中華弁当(マーボ豆腐入り)を食べ始めた。
ホッとしたせいか、
男の胃袋ではこの弁当ごときではまったく足りず、このあとみかん4個、ビスケット、パンとか異常な食欲を見せていた。
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しかし動きながら洗剤の少ないのが気になっていたが、なんとかこれくらいでいいようであった。
コインランドリーの機械がクルン、クルンと回りながら、黒い汁(汚れ)が出てくるのが、どんどんきれいになっているようで嬉しかった。

そうこうしていたらテレビで競馬 ジャパンカップの映像が流れてきた。
そうたい、今日はジャパンカップたい。
思えば30代からずっと競馬してきて今の時期、間違いなく佐賀競馬か自宅で眉間に縦しわを寄せながら、赤マジック持って競馬ブックでレースを予想していたのであった。

それが今はコインランドリーで毛布の汚れが落ちているのを嬉しそうにしている自分がおかしかった。
博打をしている時は、少なくとも自分の身のまわりの物にはまったく無頓着だったからだ。
「フフッ。俺も堅気になったもんだぜ。」そう男は心の中でつぶやいた。

すすぎまで終わり、次は乾燥である。
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男は実は今まで、コインランドリーにこの乾燥の機械がある事を知らなかったのである。
普通どおりのすすぎが終わって、自宅で干すものと思っていたのであった。
これで妻が言っていた意味がやっとわかった。

さらにここで他の人の布団がクルン、クルンと回っているうちにふっくらしているのを目の前で見たのですべてをやっと納得したのであった。

この乾燥は30分、  3回した。毛布が30~40分と書いてあったからだ。

出てきた毛布を見て、びっくりした。
まだ温風乾燥なので、毛布は少々熱かったが、完全にきれいにさらにフックラなっていた。
さらにいつもついていた毛もきれいにとれている。
うん、看板に書いているだけの事はあるばい。
フックラしている毛布をさわりながら、男はとても感動した。
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こうして、男はコインランドリー3度目にして、上機嫌で帰っていったのであった。
経費 カード購入100円と1000円で1100円。
カード残 380円。(ココアがカードで買えた)

以上、まったくくだらん話で申し訳ありません。
最後まで読んでくれてありがとう~♪
この男誰だかわかりますよねえ?
ちょっと、感動のコインランドリー初体験でしたあ~。

しかし、1枚の毛布を洗濯するのに、3回も来る奴って俺くらいですよねえ。
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by katuyamak | 2007-11-25 23:20 | Comments(8)

仕事が忙しい時こそ、山に登らないかんったい。 三郡山~宝満山

3連休だったが、2日間は仕事と通信教育の勉強をビッシリ。
最終日にやっと山に登れた。
久し振りの山のせいか、今日は朝6時前から目が覚める。
山歩きの後、寄る場所があるので今日は三郡山系とする。

朝、7時半昭和の森から出発するが、デジカメを忘れた事に気がつき駐車場に戻るとなぜか急に亀師匠に久し振りにお会いしたくなった。
8時に来られるのでしばらく待つ事にする。

やあ、やあと亀師匠、Sさんと久し振りの挨拶。 3名でボチボチと出発。
今日は私が嫌いなルートのちょっとマニアックな河原谷横尾根コース(一般ルートではない)
(やはりここか。急登やけん、すかんっちゃんね。まあいいか)
一緒に同行されるSさんはもう70才になられたとか。とても元気だ。
亀師匠は宝満登山がもう980数回までなられたとか。
1000回登山はたぶん2月だろう。
私としても毎週山歩きの弟子としては、何かお祝いか、宴を考えないといけないなあ。
こりや、楽しみだ。

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お二人は私の所属する食品業界の大先輩であり、民間のサラリーマンとして無事、円満退社され、悠々かつ伸び伸びと毎日を過ごされてある。

しかし、今でも日曜朝8時、昭和の森出発は、今でも現役として、かたくなに頑固に守って山歩きされてあるのだ。

お二人からは自分達の事より、私の今の会社、仕事の心配を逆にしていただいた。
ありがたい大先輩である。

話していて、私もすっかり甘えてしまって、最近感じている事、本音を言った。
「いや、もうこの毎週山歩きも自分は 5年半になり、毎年、毎年仕事量が増加していくので来年からは毎週登山はもう止めようと思っています。」

正直、最近、仕事で疲れ果てて本当にこう思っていたのである。
毎週の山歩きも「しなければならない」と思うといささか窮屈。
もう5年半してきたのでそろそろ開放させてもらおうかと大先輩方に泣きを入れた。甘えた。

これに対して、亀師匠。
自分がまったく想像してもいなかった言葉がかえってきた。
柔和に聞いていてくれた亀師匠とまったく別人のような意外な回答。

「仕事が忙しい時こそ、山に登らないかんったい。
仕事でクタクタなんやろ? 日曜やら、な~もしとうないくらいきついっちゃろ?
だけん、なおさら、日曜の午前中に山に登って、シャキッとせないかんったい。
日曜にボケって寝とったっちゃ体がなまるだけぜ。
体力つけないかんったい。
そぜんして、雨の日も、風の日も、台風の日も、登るったい。
そぜんして行けば体力もついてくる。

せっかく5年半も続けてきたとに、もったいなかろうが。
ここまできたっちゃけん、10年続けてん。500回目指してん?」

私の話を黙って聞いてくれていた亀師匠の以外な回答。
この回答にまったく反論する事もできなかった。

そうだ、俺、知らない間にお二人に甘えて、思い切り会社の愚痴こぼしていたんだ。
俺の気持ち、会社の事はよ~くわかってくれてるんだ。
俺の気持ちは全部受け止めてくれて、それでもなお登れと言ってくれた。

たぶん、俺の身のまわりの人に相談しても誰一人として毎週山に登れとは言わないだろう。
それを苦しい今だからこそあえて毎週、登れと・・・・・           嬉しかった。

  
そうだ、亀師匠の時は、週休2日の時代じゃなかったんだ。
それでも亀師匠はずっと登ってこられてたんだ。
ありがたい先輩方であった。
もしかしたら今日会いたくなったのも、俺の中の弱い部分が亀師匠に引き合わせてくれたのかなあ。
俺の事だから、山歩き止めたら、また博打し出すかもしれんし、変なもんに手を出すかもしれん。

変な方向に行きそうな俺を止めさせてくれたのかな。

そう思うとありがたい山歩きであった。
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亀師匠、Sさん、ありがとうございました。
最近、ちょっと弱気になっている時だっただけに嬉しかったです。
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頭巾山コースでお二人と分かれて三郡縦走路をのんびり歩く。
今日はいろいろと考えさせられた嬉しい山歩きであった。
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山歩きメモ
昭和の森駐車場8時頃ー河原谷横尾根ルートー三郡縦走路ー三郡山10時頃
ー宝満山ー11時頃ーうさぎ道下りー昭和の森 12時20分頃
4時間20分の山歩き(休憩含む)

2007年山歩き 44回。
亀師匠にカツを入れられたので、12月は必ず あと6回登って年間50回登る事にします。
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by katuyamak | 2007-11-25 21:04 | 山歩き | Comments(0)

ALWAYS 続・三丁目の夕日

11月18日(日) 大野城マイカル 4番スクリーン 10:50~13:10 家族で

いよいよ待ちに待った待ち焦がれた作品を観てきました。
「ALWAYS 続・三丁目の夕日」
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思えば最初の作品を観たのが、2005年の12月。
最初に観て途中から何度も何度も、涙がとめどなく出てきた日をよく覚えています。
映画ってなんて素晴らしいんだ。
あらためて映画を見直し、惚れ直し、自分でもビックリするくらい映画、DVDを観るようになったきっかけはズバリこの作品からでした。
イッキに2006年はスクリーンに30数回、今年はスクリーン、DVD合せて50本以上。
40代も折り返しに来て、この趣味に出会えたのは嬉しい限り。


タン♪タタ♪タンタタ♪タタタタタン♪あの懐かしい音楽が流れてきたらもうダメ。
しっかりスクリーンの世界へ。
昭和30年代のタイムカプセルに乗ってあの時代の東京に行ってました。
出てくる顔ぶれもほとんど変わらずほんと嬉しかったです。
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内容はいっさい書かないでおきましょう。
上映中は館内からたくさんの笑い声、すすり泣きが聞こえてきた事だけは伝えておきます。
おじさんもおばさんも上映中はみんなあの時代に一緒に行っていたんです。

私は大いに満足でした♪
2回目もまた近いうちにスクリーンで観たいと思います。
私にとっての「三丁目の夕日」は自分の中でとても思い入れがある作品なんです。
ほんとにいい作品に出会えました。
出てくる役者さん、全部好きでした。こんな映画も珍しい。

そよかぜさん、yamaakiさん、よかったらまた是非 ♪
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by katuyamak | 2007-11-20 00:38 | 映画 | Comments(4)

天拝山~映画(1本目)~ジョギング6.4km~映画(2本目)

11月17日(土)
会社で21時近くまでサービス出勤。
夜パソコンにたまったメール返信、ブログ作成等で寝たのは2時近い。
明日は宝満山に登って家族で映画の予定。 6時には起きよう。

11月18日(日)
朝、4時半に目が覚めるが早すぎてまた寝る。
次に起きたら7時。今度は寝坊してしまった。
今日は宝満山かまど神社登山口には7時出発して自宅に10時には戻る予定だった。
10時50分からの映画に間に合わない。
よって天拝山に急遽変更。
登り 21分、下り ゆっくりもの思いにふけりながら下山40分。
天拝山頂上後ろに見えるは宝満山。 今日は残念。
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くだりのシャクナゲの木にはもう早いものは花芽がついている。
来年も早く咲いてくれそう。
花芽を見るとこちらも嬉しくなる。
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登山口付近の紅葉。 まだきれいだ。
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自宅着くとシャワー浴びてすぐに映画館。
続・三丁目の夕日 10:50~13:10
いい映画だった。(感想は明日)
昼食後、昼寝。 集中して映画を観たせいか、ちょっとくたくた。

起きて春日公園へ。
17:40~18:40くらい。
春日公園 4周   6.4kmジョギングする。
自分の中では今日程度の山登りはインチキ山登りという負い目を感じていた。
体もまったくあの程度の歩きではなまってしまうのでいい補正ができたと思う。
今日は寒いせいか、ジョギングでかなり余裕を感じた。
今日の寒さなら10kmはこのまま走れていただろう。
映画の上映時間に間に合わないので今日はここまで。
寒くなるとジョギングがしやすい。

19:10~21:00
また大野城マイカルで「佐賀がばいばあちゃん」を見る。
今日、映画 2本目。 今年 24本目  1ケ月に2本のペース
この映画を観たとき、ジョギングしたあとの汗で濡れたままのパンツで観てしまった。
明日、風邪をひかなければいいが・・・・
この辺までさすがに気が回らなかった。
もしこんな事で風邪をひいたら、自己管理不足。反省。

さすがに2本観ると目が赤くなっていた。
メール返信、送信、ブログ更新をサクサクとこなす。
ああ、もう0時半過ぎたなあ。
あと書きたいことは明日にするか。
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by katuyamak | 2007-11-19 00:07 | 山歩き | Comments(0)

過去のない男

これも平日の夜にイッキに見ました。
この作品はとてもよかったです。
TSUTAYAで片桐はいりさんお勧めの作品ってコーナーがあって1本だけ飾ってあったんですよ。
まあ、それで何気なくレンタルしてみたらこれが実にいい。

俺もこんな作品のよさがわかるようになったんだなあ。
実はあとで知ったのですが、主人公の男優さん。
えらいオッサンだなあと思っていたのですが、この映画では逆算して46歳。
つまり俺より年下だったわけですよ。
ということはおれもこんな感じでかなりのオッサンだったんだと我ながら気づいたわけです。

でもいいね。こんな俺にも夢を与えてくれる映画だったね。
まあ、映画は40代後半のコンテナ暮らしをしなくてはいけなくなったまさにホームレスの中年男がいろんな過去を断ち切って、前向きに生きて人生を切り開いていく作品といえばちょっと大げさかな。

無骨で無口でヘビースモーカーな彼が海沿いでとても寒そうなフィンランドで人生を前向きに進もうとする姿は共感しました。
あの50歳くらいに感じた女優さんとのキスシーン、ドライブに誘うシーンはこちらが恥ずかしくなるくらいとても新鮮でしたねえ。
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アキ・カリウスマキ監督はちょっと要チェックですね。
また彼の作品はいつかレンタルしてみよう。
今年見たDVD 30本

「墨攻」「花よりもなほ」
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by katuyamak | 2007-11-18 00:59 | DVD | Comments(0)

1994年 DVD 「活きる」

今週も仕事が遅かったのですが、夜は逆に目がさえてしまって、焼酎飲みながら1時間ずつDVD見てました。

「活きる」は私が好きな中国のチャン・イーモウ監督作品です。
いまだ彼の作品で駄作を見ていません。
「LOVERS」「至福の時」「あの子を探して」「初恋のきた道」と続いて今回 5作目を見た事になります。
今回はどんな作品なんだろう?

感想、う~ん、長く感じましたねえ。
長く感じたという事はあまりおもしろくなかったという事。
最初の博打のシーンからの40分からはグ~っと映画の世界に入っていってとてもよかったんですけどねえ。
後半、人が死んだでしょう?
あれからイッキに興醒めしてしまった。
俺、映画のシーンで監督が安易に人を殺すのって好きじゃないんだなあ。
だって、それでお涙ちょうだいって流れを監督はしたいんだろうけど、今回は泣けなかった。
そのシーンが2度もあったらもういいよって最後はなったなあ。

アクション映画は別ですよ。あれはこちら側も割り切って見てますからね。

ただ、博打のシーン、影絵のシーンなんてところは秀作。
お父さん役の俳優さんもとても人間くさくてよかった。

私の感想は、うん、まあまあかな。

そういえば、
「LOVERS」「ママが泣いた日」「マルコビッチの穴」と3本見ていたことを思い出した。
感想は長くなるのでもういいか。

今年観たDVD 27本。
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by katuyamak | 2007-11-18 00:28 | DVD | Comments(0)

タクシードライバー

1976年作品 DVD 「タクシードライバー」

先週でしたか?CJNさんとの掲示板での会話の中でロバート・デニーロの話になった時に、ジョディ・フォスターもタクシードライバーで共演していたという情報を教えてもらい、DVDを見る事にしました。

仕事が忙しく、連続2週レンタルしなおして、やっと見る事ができました。
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映画が始まったとたんに、70年代をハッキリ感じましたね。
うん、1970年代の香り、匂いがプンプンします。
私が17歳の高校生の頃の作品だったんですね。

映画はドライバーの心の変化の描写がリアルでした。
よく出来ている映画だと思います。
ロバートデニーロもさえないタクシードライバーの青年の役をしてますが、やはりこの頃から役者としての大物の雰囲気が伝わってきますね。

映画の中の若者の思考、行動は残念ながら40代の今の私では理解できません。
しかし20代の私だったら何かをおこしかねない、途方もないエネルギーはたぶんに持っていたと思います。
年代で見る感覚が違って当然かもしれません。
モヒカンカットのロバートデニーロはかっこよくて、かつ弱そうな演技は見事でした。
この映画はジョディ・フォスターが12歳半で娼婦の役ですが、このあどけない娼婦の12歳半という年齢が最後に大きな意味を持つ作品です。

CJNさん、情報ありがとうございました。70年代を代表するいい作品でした。
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by katuyamak | 2007-11-14 00:46 | DVD | Comments(2)

浅間山~岳滅鬼山(がくめきやま) 秋の縦走路を堪能

久し振りに英彦山方面でも足を延ばそうと考えました。
普通の英彦山南ルートからはどうもおもしろくない。
どこかいい場所がないかとカラビナさんに相談したところいい場所を紹介してもらいました。
浅間山~岳滅鬼山の縦走路です。
今の時期の紅葉がいいらしい。
土曜にご一緒予定のタッチーさん、Hiroさんと浅間山登山口より出発です。
駐車場は5台ほど駐車可能。
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登りはじめてすぐに岩から右に巻き上に登って下るところがいきなりあります。
今日はこんな山登りかと嬉しいような、恐いような。
浅間山まではけっこう急な勾配を上がります。
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最初は浅間山の尾根ルートから登りましたが、私の感想としては昭和の森の頭巾山ルートからの登りをさらに急にしたような感じでしょうか?
いきなり汗が吹き出てきましたが、自然林が多く楽しかったです。
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浅間山山頂です。登山口から75分。
今日はゆっくり歩きましたので、通常だと60分程度でしょう。
山頂も私の印象として三郡山系の頭巾山に似ているなあと思いました。
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さあ、ここから進路を北にとり、岳滅鬼山を目指しましょう。
そこに至るまでの縦走路がとにかくいいらしいのです。
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浅間山から岳滅鬼山までの縦走路はよかったですねえ。
南側にちょっと植林が多かったのが残念ですが、北側の自然林は見事。
ここの縦走路はここに似ているというのが思い浮かばず、やはり岳滅鬼山ならでは。
オンリーワンのよさがありますねえ。
途中のブナ、落葉樹の広場はよかったなあ。
いつまでもそこにいたいような場所でした。
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岳滅鬼山山頂で五十嵐さん、サスケ&ミ~コさんご夫婦、キーボウさんにお会いしました。
突然の出会いで嬉しかったなあ。
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岳滅鬼山(がくめきやま)という宗教的で暗い名前のイメージと裏腹に山はとても陽というか明るいイメージのいい山です。
霊山のような宗教的な部分はまったく感じませんでした。
名前で敬遠していた部分もありましたが、もっと早く来るべき山でしたね。
浅間山はけわしか山でした。
急な登り、急な下りだったなあというのが印象としてあります。
地元の方が整備されたんだろうと思われる登山道でした。
印象深いとてもいい山、とてもいい縦走路でした。
まったく初めてのルートで終始ワクワクドキドキの連続。
山歩きのよさを十分堪能した一日でした。
このルートはマイナールートかと思ってましが、以外に登ってある方が多く、メジャールートとまでは言えませんが、人にあまり教えたくないおいしい山というところですね。
山歩きが終わって十分楽しめる山である事は間違いありません。
しかし登り、下りとも浅間山ルートは急ですので、転倒、怪我がないように。
単独歩きはあまりお勧めできませんね。

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山登りメモ
浅間山登山口8:50-登り尾根ルートー浅間山10:05-岳滅鬼山11:55(昼食休憩)
-岳滅鬼岳ーピストンで下りは谷ルートー登山口15:30頃
約6時間半の山歩き(休憩含む) 往復 約7.1km(カシミール)

かなりゆっくり歩きでしたので、通常だと縦走して5時間程度かと思います。
紅葉の頃にまた訪問したいです。
人にあまり教えたくないいいルートでした。
2007年度山歩き 42回目
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参考資料
2万5000分の1 地形図  英彦山
グリーンウオーク2006年秋号  P88~P91 「晩秋の縦走路を歩く!」
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by katuyamak | 2007-11-11 14:04 | 山歩き | Comments(8)

ホリデイ

2006年作品 DVD 「ホリデイ」

このDVDも先週の平日の夜に観ました。
2夜続けて寝たのは1時過ぎ。早く寝よう(笑)
この作品もよかったですねえ。
恋愛映画というのもとかくかっこよすぎて現実離れしすぎてありえんという話ですが、こんな話ならいいね。
主人公の女性2人と男性2人もみんな普通に生活していて、各自異性に傷つき心に傷を持つ。
この生活を変えようと女性2人が立ち上がった時に新しい恋の物語が始まる・・・

見ていて等身大の大人達がとても身近に感じられてついつい入っていってしまう作品ですね。
4人それぞれに個性があり、とても楽しめました。
恋愛で心に傷を持ち35歳以上で恋愛をしたい方にお勧めでは?

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キャメロン・デイアス・・・・とてもかわいい女性を演じてましたね。
ジュード・ロウ  ・・・・・・・個人的にとても好きな役者です。
                レニングラードでの狙撃手、ロード・トウ・バーディションの殺し屋役、
                コールドマウンテンの主役。
                おとなしそうで内に秘めたものを感じる2枚目さんです。 
                私は彼の目(瞳?)が印象的です。
ケイト・ウインスレット・・・タイタニック以来のような? 上品できれいな方です。
               彼女からは気品を感じます。
ジャック・ブラック  ・・・ 初めて見ました。役者として楽しいですね。
               彼が「ミッション」のDVDを紹介したシーンが妙に印象に残った。

2007年度 DVD鑑賞 22本目
              
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by katuyamak | 2007-11-11 11:45 | DVD | Comments(4)

象の背中

最近、仕事が忙しくブログの書き込みもずっと出来ませんでした。
先週、観た映画ですが、非常に印象に残っています。

いきなりですが、数年後、あるいは数十年後、自分の死を考えた事がありますか?
この事は案外、考えないようにつとめてある人が多いのでは?

作品の内容は48歳のサラリーマンが末期ガンを宣告されてから残りの半年を生きていく物語。
実は私も今月で48歳になります。
この作品は自分とはまったく無関係とはとても思えませんでした。
今、自分がガンを宣告されたとしたら?自分の寿命があと半年だとしたら?

作品を観ながらですが、私も死を考えれば考える程、今の生を考えずにはおられません。
役所広司を通して、実は自分自身を見ていたように思います。

彼の残りの生き様、行動、思考、すべてが自分だったらどうするとの自問自答だった気がします。
この作品を通して、自分の残りの人生、生き方を考えさせられたいい作品でした。
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役所広司 ・・申し分ないですね。
今井美樹・・・どうも主婦と言う生活の匂いがしなかったなあ。
岸部一徳・・いつの間にか映画には欠かせない名わき役ですね。
        普通のお兄さん役をよく演じてありました。
井川 遥・・・きれいな人で愛人役にピッタリ。(奥さんでは美しすぎる)
        演技しっとりしていいですね。
        「純情きらり」からのファンです。

映画鑑賞 今年22本目
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by katuyamak | 2007-11-11 09:58 | 映画 | Comments(0)