カテゴリ:DVD( 34 )

イブラヒムおじさんとコーランの花たち

2月に見た作品ですが、コメントがすっかり遅くなりました。

娼婦たちがたむろするフランスのパリの裏通りで暮らす少年。
お母さんはいなくて、父親と二人暮らし。
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前のお店で万引きしたり、こっそり父親の本を売って、娼婦を買いまくる愛に飢えた少年。
店で万引きしている事を知っていたおじさんは「万引きはうちの店だけでやってくれ」と万引きを容認して、さらに少年に店の食材等の商品を少年に無償で差し出す。

彼が万引きする理由をおじさんは知っていて、それをあえて注意せず暖かい目で見守ってくれていたのだ。
前半はグ~と入っていけて凄くよかったなあ。
自分が少年時代に戻った気がして、ほんと涙出ました~。

実は今だから告白しますが、私も小学校時代にプラモデルを万引きしてました。
うちも片親だったせいか、母親は働きにいっていたし、鍵っ子で今考えるとかなり愛に飢えていたのかもしれません。
そんなんで前半は主人公 モモの気持が実によくわかったなあ。

後半、旅に出るところからはなんかダレてしまって、別の映画みたいになってしまったけど、やはりメリハリを出さないといけないから映画としては旅に出るのは仕方ないんだろうなあ。
私としては最後までずっとあの裏通りで通してほしかったけど。

私も今からモモ少年に戻る事はできないけれど、イブラヒムおじさんのような愛を持つおじさんになる事は今からでもできるかもしれない。
そう考えるととてもいい作品だったと思います。

フランス映画ってなんかいいんですよねえ。
「アメリ」「ベティ・ブルー」なんて最高傑作だと思います。
他にもいいフランス映画あれば誰か教えてください。
ハリウッドの作品とは視点が違うというか、感性が違うというかなんかいいんだなあ。
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by katuyamak | 2008-03-20 12:03 | DVD | Comments(0)

2002年 DVD  阿弥陀堂だより

1月30日(水)
仕事は20時でやめる。
そのまま春日公園へ。外は風が強くて、無茶苦茶寒くて手がかじかむくらいであったが、ゆっくりとジョギング。
(というかゆっくりしか走れない)
5km走でやっと体もぬくもった。

自宅で昨日から見ている「阿弥陀堂だより」の続きを見る。
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いや~、まったく期待せずに見たのですが、とてもよかったです。
うん、なんというか日本の原風景というか、ホッと心が落ち着く風景。
山登りをしている人、自然を愛する人にはわかる感性というかなあ。

出ている役者さん、みんな見事だったなあ。
寺尾聡さん、樋口可南子さん、北林谷栄さん、小西真奈美さん、吉岡君。
役者がよくて、バックがとても美しい自然で、音楽も心に残ってとてもいい作品でした。

20代、30代の方には眠くなる作品かもしれません。
時間が穏やかにあまりにもゆったり流れるから・・・
ただ40代以上の自然を愛する人にはきっとこの感性はわかってもらえるだろう。
見る人によってハッキリ評価が分かれる作品でしょうね。

寺尾 聡さん
何も言う事はない。静かに後ろから女性を支える演技。見事です。
雨あがる、博士の愛した数式 、今度が3本目かな。

樋口可南子さん
俺には一番光っていたなあ。
彼女は20代の頃は知っているんですが、その後しばらく私は空白期間だったんですが、最近の「明日の記憶」での夫を支える演技「篤姫」のお母さん役とにかく光ってますね。
こんな素晴らしい役者さんだったんですね。
この作品では43、44歳くらいでしょうか。
女性として、女優として一番輝いてみえたのは私だけでしょうか。
美しい人です。

北林谷栄さん、
この映画で96歳の役をするんですが、作品みていたときは70~80歳くらいの方かなあと思ってらこの作品では91歳だったらしいですね。
日本アカデミー賞助演女優賞も納得でした。
宇野重吉さんと劇団で同期だったらしく、特典映像で寺尾 聡さんの事を 宇野重吉さんの長男さん 聡ちゃんと呼んでいるのも納得。
記者会見で泣いてあるのを見てあらたらめてこの作品への思い入れ、情熱を感じました。
「となりのトトロ」のおばあちゃん役の声優をしてあったのは、この方だったんですね。

本来はもっと早く見ないといけない作品でした。
ただ私も50歳もカウントダウンが近づいてきた今の年齢だからこそ、この作品のよさがわかるようになったのかもしれません。
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by katuyamak | 2008-01-31 00:31 | DVD | Comments(2)

2001年DVD作品   I am Sam  アイ・ アム・ サム

事後報告 1月23日(水)
今日は久し振りに仕事が20時前に終わった。というか止めた。
ここ数日、寒いせいか右肩の調子がちょっとよくない。
五十肩かなあ。血のめぐりが悪いのか。
こんな日は公園で思い切って走ってみよう。
そんなこんなで手がかじかみながらも春日公園で 5km走る。
走った後は、体も血のめぐりもバッチリ調子よくなった。

帰宅後DVD鑑賞。
いままで何度もレンタルしているのだが、どうしても見れなかった「アイ・アム・サム」

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名作だろうとは想像していたが、いや~名作でしたねえ。
やはりショーン・ペーンは予想通り裏切らなかった。
子役の女の子もよかったなあ。
最初からすぐにビートルズの「ルーシー・インザ・スカイ・ウイズ・ダイヤモンズ」を
聞いた時はこの作品にグ~と入っていってしまったなあ。
そういえば、若かりし頃、いくつくらいだったかなあ。
ビートルズの
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツクラブバンドのアルバムを聞いていたのは・・・
とにかく懐かしかったし、確かに懐かしいこの曲をイッキに思い出した。

俺も自分の心の中に隠して見せないようにしている嬉しい気持、悲しい気持、正直な気持、子供のような純粋な部分、ピュアな部分を人の目を気にせずに、もっともっと素直にさらけだしていいのかもしれないなあ
今年1年かけてショーン・ペーンの作品は全部見ようと思っています。
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by katuyamak | 2008-01-26 00:27 | DVD | Comments(2)

2005年南アフリカ DVD  「ツォツィ」

今日は朝から雨ですね。
年明けから山は登ってますが、なんか忙しく時間がとれなったのですが、今日はブログ更新もゆっくりできそうです。
年末年始のテレビ特番を見る為に30時間くらいHDD録画しているのですが、いっこうに見る事ができません。
紅白歌合戦もやっと先週見ました(笑)
よってその録画分を消化しないと、映画、DVDの方にいけない訳ですが、しびれ切らしてとうとうDVDレンタルしちゃいました。
昨年は映画25回、DVD 31本レンタルしているはず・・・・
DVDはもっと見ているはずだが記録があいまい。キッチリ書いておかないと・・・
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さてこの作品。
内容は荒削りだったけど、心に残る作品でした。
アカデミー賞外国語映画賞受賞もうなずけます。
内容がいっさいの小細工なしがなく、ストレートですが、その分グッと作品に入っていけますね。
主人公は日本では高校1年生くらいかなあ。
小さい頃から愛を欲しがっていたはずなのに、愛に飢えていたはずなのにかなわなかった。
その反動から人殺ししても、思い切り悪いことをしてもなんとも思わなかった。
あまりにも表現がストレートで私の心にせつなく突き刺さります。
作品を通して、南アフリカのスラムの生活、きびしさがわかります。
土管生活はあまりにリアルでした。

ちょっと出てくる未亡人の若い娘さんの存在は大きいですね。
赤ちゃんと彼女に出会ってから悪の顔が少しずつ変わっていく主人公の演技は見事としか言いようがない。
彼の表情を観察していくだけでも見る価値がありました。

母の存在はとても偉大ですね。
作品はあまりにせつないが、愛の大切さ、母の偉大さ、いろんな事を教えてもらったよく出来ているいい作品でした。
やはり映画はいいなあ。
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by katuyamak | 2008-01-20 10:35 | DVD | Comments(0)

過去のない男

これも平日の夜にイッキに見ました。
この作品はとてもよかったです。
TSUTAYAで片桐はいりさんお勧めの作品ってコーナーがあって1本だけ飾ってあったんですよ。
まあ、それで何気なくレンタルしてみたらこれが実にいい。

俺もこんな作品のよさがわかるようになったんだなあ。
実はあとで知ったのですが、主人公の男優さん。
えらいオッサンだなあと思っていたのですが、この映画では逆算して46歳。
つまり俺より年下だったわけですよ。
ということはおれもこんな感じでかなりのオッサンだったんだと我ながら気づいたわけです。

でもいいね。こんな俺にも夢を与えてくれる映画だったね。
まあ、映画は40代後半のコンテナ暮らしをしなくてはいけなくなったまさにホームレスの中年男がいろんな過去を断ち切って、前向きに生きて人生を切り開いていく作品といえばちょっと大げさかな。

無骨で無口でヘビースモーカーな彼が海沿いでとても寒そうなフィンランドで人生を前向きに進もうとする姿は共感しました。
あの50歳くらいに感じた女優さんとのキスシーン、ドライブに誘うシーンはこちらが恥ずかしくなるくらいとても新鮮でしたねえ。
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アキ・カリウスマキ監督はちょっと要チェックですね。
また彼の作品はいつかレンタルしてみよう。
今年見たDVD 30本

「墨攻」「花よりもなほ」
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by katuyamak | 2007-11-18 00:59 | DVD | Comments(0)

1994年 DVD 「活きる」

今週も仕事が遅かったのですが、夜は逆に目がさえてしまって、焼酎飲みながら1時間ずつDVD見てました。

「活きる」は私が好きな中国のチャン・イーモウ監督作品です。
いまだ彼の作品で駄作を見ていません。
「LOVERS」「至福の時」「あの子を探して」「初恋のきた道」と続いて今回 5作目を見た事になります。
今回はどんな作品なんだろう?

感想、う~ん、長く感じましたねえ。
長く感じたという事はあまりおもしろくなかったという事。
最初の博打のシーンからの40分からはグ~っと映画の世界に入っていってとてもよかったんですけどねえ。
後半、人が死んだでしょう?
あれからイッキに興醒めしてしまった。
俺、映画のシーンで監督が安易に人を殺すのって好きじゃないんだなあ。
だって、それでお涙ちょうだいって流れを監督はしたいんだろうけど、今回は泣けなかった。
そのシーンが2度もあったらもういいよって最後はなったなあ。

アクション映画は別ですよ。あれはこちら側も割り切って見てますからね。

ただ、博打のシーン、影絵のシーンなんてところは秀作。
お父さん役の俳優さんもとても人間くさくてよかった。

私の感想は、うん、まあまあかな。

そういえば、
「LOVERS」「ママが泣いた日」「マルコビッチの穴」と3本見ていたことを思い出した。
感想は長くなるのでもういいか。

今年観たDVD 27本。
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by katuyamak | 2007-11-18 00:28 | DVD | Comments(0)

タクシードライバー

1976年作品 DVD 「タクシードライバー」

先週でしたか?CJNさんとの掲示板での会話の中でロバート・デニーロの話になった時に、ジョディ・フォスターもタクシードライバーで共演していたという情報を教えてもらい、DVDを見る事にしました。

仕事が忙しく、連続2週レンタルしなおして、やっと見る事ができました。
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映画が始まったとたんに、70年代をハッキリ感じましたね。
うん、1970年代の香り、匂いがプンプンします。
私が17歳の高校生の頃の作品だったんですね。

映画はドライバーの心の変化の描写がリアルでした。
よく出来ている映画だと思います。
ロバートデニーロもさえないタクシードライバーの青年の役をしてますが、やはりこの頃から役者としての大物の雰囲気が伝わってきますね。

映画の中の若者の思考、行動は残念ながら40代の今の私では理解できません。
しかし20代の私だったら何かをおこしかねない、途方もないエネルギーはたぶんに持っていたと思います。
年代で見る感覚が違って当然かもしれません。
モヒカンカットのロバートデニーロはかっこよくて、かつ弱そうな演技は見事でした。
この映画はジョディ・フォスターが12歳半で娼婦の役ですが、このあどけない娼婦の12歳半という年齢が最後に大きな意味を持つ作品です。

CJNさん、情報ありがとうございました。70年代を代表するいい作品でした。
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by katuyamak | 2007-11-14 00:46 | DVD | Comments(2)

ホリデイ

2006年作品 DVD 「ホリデイ」

このDVDも先週の平日の夜に観ました。
2夜続けて寝たのは1時過ぎ。早く寝よう(笑)
この作品もよかったですねえ。
恋愛映画というのもとかくかっこよすぎて現実離れしすぎてありえんという話ですが、こんな話ならいいね。
主人公の女性2人と男性2人もみんな普通に生活していて、各自異性に傷つき心に傷を持つ。
この生活を変えようと女性2人が立ち上がった時に新しい恋の物語が始まる・・・

見ていて等身大の大人達がとても身近に感じられてついつい入っていってしまう作品ですね。
4人それぞれに個性があり、とても楽しめました。
恋愛で心に傷を持ち35歳以上で恋愛をしたい方にお勧めでは?

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キャメロン・デイアス・・・・とてもかわいい女性を演じてましたね。
ジュード・ロウ  ・・・・・・・個人的にとても好きな役者です。
                レニングラードでの狙撃手、ロード・トウ・バーディションの殺し屋役、
                コールドマウンテンの主役。
                おとなしそうで内に秘めたものを感じる2枚目さんです。 
                私は彼の目(瞳?)が印象的です。
ケイト・ウインスレット・・・タイタニック以来のような? 上品できれいな方です。
               彼女からは気品を感じます。
ジャック・ブラック  ・・・ 初めて見ました。役者として楽しいですね。
               彼が「ミッション」のDVDを紹介したシーンが妙に印象に残った。

2007年度 DVD鑑賞 22本目
              
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by katuyamak | 2007-11-11 11:45 | DVD | Comments(4)

1999年作品 DVD ギター弾きの恋

今日は映画、「グッド・シェパード」を観にいこうと早めに帰宅したつもりでしたが、20時50分からの上映にあと10分だけ、間に合いませんでした。(残念)
映画を観たい気分なので何かレンタルすることにします。
男優 ショーン・ペンのところで足が止まる。
「I am Sam アイ・アム・サム」のところで今日こそは見ようと思うがいつも借りない。
たぶん10回以上いつも考えては借りてない。
たぶん近いうちにレンタルするだろうな。
その脇になぜか1本だけ何気なく置いてあった、「ギター弾きの恋」に目がとまる。
今日はこんな洒落た作品を観たい気分。ちょっと借りようかな。
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粋な映画だね。洒落た作品。
いいねえ。ギターの音色。耳に残っているなあ。
相変わらず演技素晴らしいね。ショーン・ペン。

別れて初めて彼女のよさがわかったんだね。
そして彼女を失った事ではじめて自分の悲しさを,自分の心の気持ちを素直に表現できた。
最初から最後までギターの音色が実によかった。
いい演奏だったなあ。

1にも2にも3にもとにかく名優 ショーン・ペン。
ハチャメチャな天才ギタリストを見事に演じていたなあ。
いい作品でした。ウッディ・アレンが監督だったんですね。

山馬鹿さんがショーン・ペンに似てると思うのは私だけでしょうか?
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by katuyamak | 2007-10-24 00:55 | DVD | Comments(0)

DVD 1999年作品 初恋のきた道 2回目

ブログを振り返ってみると、今年の2/6 にこの作品は観てました。
今回、2回目。
私は心に残った名作はDVDも本も、何度でも何回でも見ますよ。
最近では、
長崎ぶらぶら節  3回、
三丁目の夕日   スクリーンで4回
メアリ        何回見たかいな?かなり見た。
あと、フラガール、NANA,下妻物語、 何度も見たなあ。


そんな訳でまた懲りずに「初恋のきた道」をレンタルしました。
そしてまたしっかり涙しました。

やはりとてつもない名作です。とてつもなくピュアな作品。
この映画を観てどう感じるかはその人の感性でしょう。
観られてない人、よかったらどうです?

ストーリーもいいね。中国の大地も雄大に感じて、時はゆっくり流れてと、何もかもいい。
両親の純愛物語という設定も泣かせますね。脚本も見事。
チャン・ツイー、とにかくかわいい。

この作品を紹介してくれたお母ちゃん、ありがとう。
また涙が出ましたよ。
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by katuyamak | 2007-10-06 02:36 | DVD | Comments(2)