天涯の花
朝、多良に向かうがしんさん、カラビナさん、ごえもん君、を見送って草むしり、剪定など日頃慣れないことをして読書開始。
「天涯の花」 宮尾登美子さん
439ページの大作 休憩5回入れて正味、4時間40分で読み終わる
掲示板できよさんが祖母山で幻の花、「キレンゲショウマ」の画像を貼ってあったのが、妙に心のどこかにひっかかっていて、どうしてもその小説が読みたかったのである。
宮尾さん自身は山登りの経験がないのに、人一倍、山に対する憧れが強いとあとがきに書いてあった。
それを施設を出て、天涯孤独の純真な珠子を通して、実によく四国 剣山と山の花の事を丹念に調べてあって驚くとともに、山と山の花を題材にした小説であることが嬉しかった。
主人公の珠子さんからはなぜか掘北真希さんを想像してしまった。
もしこの小説が映画になったならまっさきに見ます。
by katuyamak | 2006-08-06 19:05 | 読書