3月17日(日) 白虎隊が眠る「飯盛山370m」へ
会津若松の観光も本日、移動しなければならない。
東京 成田空港方面の会津若松発のバスは14時半である。
それまでの時間 たっぷり会津を楽しもう。
朝7時、ホテルを出ると日陰にはまだまだ雪が残っている。
まずは有名な飯盛山 370mへ
もちろん、頂上まで登るつもりで来た。
飯盛山 動く坂道の左に階段がある。
ここから登る。
白虎隊士のお墓に到着
墓の場所から遠くに鶴ヶ城が見えた。
さて、ここからが本番。
飯盛山の山頂を目指すつもりだった。
しかし、ここからの雪が半端ではない。
アイゼンは担いでいなかったが、たとえ持っていたとしても私の実力では無理。
雪の質が九州の山と違う。
重くぶ厚そうな雪質。
踏んで滑りそうな道。
自宅に帰り、会津若松 飯盛山の山頂の様子をネットで調べたが、見当たらない。
逆に心霊スポットとか、熊が出るとかいい情報はなかった。
これ以上は進めなかった。
非常に残念であったが、ここまで。
無理して進んでいたら、怪我していただろうなあ。
クリックすると画像大きくなります。
墓から山頂までは、たった標高差70mではあったが、果てしなく遠かった。
スッキリしない気持ちを抱えたまま下山。
せっかくここまで来たので、せこく 山登り 0.5回でカウントさせてもらおう。
下山して、昨日に引き続き もう一度 鶴ヶ城を見に行く。
立派な城だ。
お城見学の後は、酒蔵へ行ってみよう。
宮泉さんへ。
日本酒の試飲の場所。
人がいなかったので、勝手に3杯くらい飲み比べ。
酒蔵見学とは、名目で、ようはタダ酒の飲みに来ただけなので(笑)
次は末廣さんへ。
風来坊さんと一緒に来たかったなあ。
若い女性にお願いして、足踏みをしながら作っている江戸時代から続く銘柄があるらしい。
これにはたまげた。
2階も見学させてもらう。
ここには、まったく予想もしていなかった、たまげた第二弾。
ビックリ仰天のお宝が・・
まずは会津藩主 松平容保の書。
最初から度肝を抜かれる。
次に徳川慶喜の書。
こんな立派な書を勝手に、撮影してもいいのかなあ?と半信半疑でデジカメで撮影していたが、
別に案内の方も何も言われないし、まわりの方もどんどん撮りまくっている。
度量が大きい酒蔵です。
さらには野口英世の書まで
鑑定団に出したら、いったいいくらの値がつくんだろう。
想像するだけでも楽しい。
酒蔵見学が終わったら、併設してある喫茶室で休憩。
甘い物がお勧めのようであるが、あえて大吟醸(525円)をいただく。
ちょっぴりサービスの酒粕が嬉しい。
お土産に買った八重さんのカップ酒。
そういえば昨晩、寝る前に飲んだカップ酒と同じものだった。
酔いがまわり、心地よくふらふらしながら、昼食をいただく。
ソースかつ丼(700円)にミニラーメン(300円)のセット付きで1000円を注文。
ミニラーメンはなんと、通常の盛り付けである。
嬉しいような、こげん食べきいかいなとビビるような嬉しくもあり、複雑な気持ち(笑)
満腹になり、すでに眠くなる。
この後は会津若松駅前の温泉(390円)で東京 王子駅に向かうJRのバス待ち。
あったんです。まだ、極上の日本・・・・
まさにその通り。
街は長崎市をさらに小さくしたような、いい意味でこじんまりしており、会津若松市の人口は約12万4千人。
観光するには最高。
人はやさしく、福島弁か?会津弁が実に耳に心地よかった。
喜多方のラーメン屋では、小さな女の子に、話しかけている酔っ払いのおやじさんがかわいかった。
そういえば、昭和の時代。
こんなおやじ、昔たくさんいたよなあ。
街はまだまだチェーン化されておらず、丸丸食堂や丸丸商店の名がつく独立した店が多い。
コンビニもまだまだ少ない。
これからもがんばってもらいたいお店ばかりであった。
思いついたような、かなり無理して計画した旅であったが、大満足。
実に、いい旅でした。
by katuyamak | 2013-03-19 07:03 | 山歩き