青春18きっぷ⑦ 津和野の町を散策

3月18日(日)の続き
担いでいたザックを降ろし、レンタル自転車に乗って、さあ津和野の町へ。
とても身軽です。
でも雨が今にも降ってきそう・・・
まずは、今回の目的地 乙女峠へ。
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自転車だと5分~10分程度。
ここに自転車を停めて、ここからさらに10分程、坂道を徒歩で上がります。
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でも津和野に観光に来られた方でこの場所をご存じの方はおそらくそういないかと思う。
もちろん私も初めて。
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さて、当時の歴史を簡単に振り返ってみましょう。
1865年、長崎の大浦天主堂でのプチジャン神父による信徒発見から、長崎 浦上村の隠れキリシタンは大いに自信を持ち、本来、お寺で行く葬式もキリスト教で行くと庄屋に言う。
驚いた庄屋が長崎奉行所に届けて、キリシタン迫害が復活。


1870年(明治3年)
明治政府は、長崎 浦上村の隠れキリシタンを中心に、3414人の信仰をやめさせる為に、日本全国の藩に分け迫害した。
ただキリスト教を信仰しているという理由だけで・・・・
この事件を「浦上四番崩れ」と言い、3414名のうち、664名が死亡。
1022人が苦しさに負けて転宗した。

昔の日本でもナチス党のユダヤ人迫害と同じような事件を起こしていたのです。
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私以外に人はいませんでした。
当時と変わらない雰囲気が残っており、ゆっくり見てまわる。
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涙が出そうになります。辛かったでしょう。
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千人塚まで歩いてみます。
往復30分程度だったでしょうか?
登山道です。それなりの靴を履いてないと危ないです。
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ここが千人塚。 山の中にあります。
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次に訪れたのが、津和野カトリック教会。
大浦天主堂に比べると、こじんまりとしており、津和野の町によく合ってました。

売店があり、乙女峠の本を売ってましたので、購入。
「乙女峠」 永井 隆著
人がいないので、箱の中に代金を入れる。
帰りの列車で本は読み終える。
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当時の浦上四番崩れの様子が、絵と文章で番号順に説明してあり、よく理解できるようになってました。
相当にひどい拷問があったようで、小さな子供も亡くなってます。
内容については、あまりにも悲しいです。

「乙女峠」 永井 隆より。
役人が「切支丹をやめたらこの甘いお菓子をお前にやるよ。」と誘いました。
子供は頭を横に強くふりました。

「お母がね。キリシタンば捨てんならばハライソに行けると言うたもん。ハライソへ行けばね。そげんお菓子より、もっともっと甘か物があると・・・」




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最後の目的地。森鴎外記念館に自転車で向かう。
オ! 鯉がいる。
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とても立派な記念館だった。
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森鴎外記念館は600円だったかな?
正直、小説も読みましたが、別段感動もありませんでした。
明治の人なので、話が古いです。
けなしている訳ではないけど、私には森鴎外のよさが今ひとつ、わかりませんでした。
宇野千代さんの本のほうがはるかにおもしろい。

そうそう、森鴎外の代表作に「舞姫」があります。
30ページ程の短編ですが、私は読む事が出来ませんでした。
5回くらい挑戦したが、脳が拒否する。
現代かなづかいじゃないからか?
図書館から朗読CDも借りて聞いたけど、やはりわからない。
宇野千代さんの470ページの本は読めるのにね。
私には、むずかしすぎました。
阿部一族とかは読みましたけど・・・
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ここから先は撮影禁止。
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下の画像は、今回の旅のベストショット
もう少し女性の二人連れの来るのを、辛抱して写せばよかった。
ちょっと、人が離れすぎている。
でもいい雰囲気なのが、伝わってきませんか?
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今回読んだ本は下の画像と「おはん」を入れて 6冊。
3月は1冊も読めてなかったのでよかった。
時間はたっぷりあるので、読書が進みました。
すべてザックに担いで、うろうろしていたので重かった。
実は本は、別にまだ持ってきてたんですよ。
さすがにそれ以上は、読めませんでしたが。
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最後に締めたいが、会社に行かないと・・
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by katuyamak | 2012-03-23 05:44 | 青春18きっぷ | Comments(6)

Commented by 悟空さん at 2012-03-23 15:46 x
こんばんは^^
青春していますね(笑)中学の修学旅行が萩津和野でした。
あまりに美しく落ち着く町だったので帰宅してすぐに両親と萩津和野へ旅行へ行きました^^変わった子でしたね^^;
まだ知らない事を知れて良かったです。
気を付けて帰って来て下さい^^/
Commented by うすきハッピーリタイアメント at 2012-03-23 18:39 x
 肉まんさん、こんばんは。
旅の終章はドラマティックな展開となりましたね。
乙女峠には悲話の歴史があり涙を誘われました。
人間がもがき苦しみ抜いた末の拠り所は信仰でしょうかね。
掘割に泳ぐ鯉と遠方の女性を写した写真、いい感じが伝わってきますよ。

吉村昭の作品を読まれたのですね。“破獄”の作品が印象に残っています。
奥様は確か津村節子ではなかったかと。
Commented by タク at 2012-03-24 06:05 x
良い旅をしてますね~
津和野は私も何度か訪れてますが、
印象深い美しい町ですね。
私の大好きな町です。
森鴎外の作品では、私は『雁』が好きです。
高校生の時に読んで、感動し、
今でも時々読み返します。
未読でしたら、ぜひぜひ……

山口県長門市仙崎にある「金子みすゞ記念館」も機会がありましたら、いつの日か、ぜひぜひ……
仙崎の町も素敵な町ですよ。(^^)b
Commented by 肉まん at 2012-03-24 17:27 x
悟空さん、こんにちは。
悟空さんも静かな所が好きでしたよね。
津和野、いいところでした。
機会あればまた是非、ご家族で歩かれてみてください。
SLやまぐち号 新山口~津和野間を週末運行するようですよ。
Commented by 肉まん at 2012-03-24 17:29 x
うすきさん、こんにちは。
津和野 いい旅でした。
吉村 昭さん、津村節子さんの本も読んであるんですね。
私も機会あれば「破獄」 読んでみます。
Commented by 肉まん at 2012-03-24 20:49 x
タクさん、書き込みありがとうございます。
津和野はとてもいいところでしたね。
森鴎外の「雁」はいずれ読んでおきたいと思います。

金子みすず記念館は仙崎ですね。
萩に行く予定だったのですが、仙崎も気になる。
時刻表の関係で2つ同時には行けません。
う~ん、困った。