山本作兵衛さんの絵を見たくなり・・・ 関の山(359m)
久し振りになぜか無性に筑豊に行きたくなった。
10時過ぎに自宅を出て、ショウケ越えを通り、飯塚市に入る。
田川石炭・歴史博物館に行く前に手頃な低山に登る事にする。
福岡から車で45km。
九州道路地図を頼りに関の山登山口に着く。
やっとこさ見つけました。
いこいの森キャンプ場方面の舗装道路を歩く。
夏場はここが通れるのかもしれない。
1合目 いい雰囲気です。
2合目
歩きだして、30分?位。
見晴台と言うところに着く。
ここから金石山、大山方面が見える。
少々、汗をかいてきたので水を飲みつつ小休憩。
こちらは関の山方面。
途中ですれ違った方が、下りでアイゼンを装着して降りてきたとの報告。
ええ?300m程度の山でも凍結してるところがあるのだろうか?
ここで少々ビビってしまった。
さすがに今日はアイゼンは持ってきてないぞ。
だんだん謎が解ける。
ここの下りなんだなあ。
確かに滑りやすそう。
でもアイゼンを使うまでではない。
登り47分で山頂。
誰もいなかった。
登りでは初老の単独の方と3名すれ違う。
今日は珍しく、おにぎりを持参。
のんびり山頂で食べる。
この山は歩きやすく、とても気に入りました。
また春にでも再度、来たいですね。
今日は時間がないけど、次は金石山と大山も歩いてみたい。
下りでは、子供連れのファミリーとすれ違う。
みんなに愛されている低山のようです。
登山口付近の杉の木の様子が違うので、そばに寄って見てみると・・・
立派に杉花粉が成長してました。
もうすぐ爆発しそう(笑)
田川石炭博物館に向かうが、国道201号線沿いの途中で山本作兵衛の文字が・・・
中村美術館と言うところで特別展示してあるらしい。
寄ってみる事にする。
入館料800円也。
入場者は少なく作兵衛さんの絵のみをゆっくり鑑賞。
他の絵はすべて無視(見てもようわからん)
皿とか花瓶のようなものもあったが、さらにようわからん(笑)
次に田川市石炭・歴史博物館へ
入館料210円。
申し訳ないが、こちらの方が入館料は安いのに、中村美術館より10倍おもしろい。
まあ、私に絵を見るセンスがないだけかもしれませんが・・・
風来坊さんと来た2010年1月以来の2年ぶり、2度目の訪問。
当時は入場者が少なく、こんな立派な施設なのにもったいないなあと思っていた。
たしか私たち入れても、5名~10名程度だったと思う。
ところが今日は、入場者がとても多い。
山本作兵衛さんの世界記憶遺産登録の効果でしょうね。
伊吹重蔵さんも元気でした。(表札より)
懐かしかった。
とても人形とは思えません。
また奥さんも相変わらず、仕事してありました。
当時と変わらず・・旦那さんがうらやましいです。
香春岳もいつか登りたいです。
そう言えば、館内で60代の男性のボランティアの方の案内があり、途中から聞いてました。
しゃべり方、アクセント、方言が田川弁と言うのかなあ?
hirokoさんとまったく同じで久し振りにこのアクセントを聞き、懐かしく楽しかった。
盆踊りでの定番。
「炭坑節」を館内に響くような大きな声で歌ってありました。
その歌がとても上手。
その声がとても山本作兵衛さんの絵とマッチして、炭坑当時の田川にいるかのような錯覚。
関の山。
炭坑節
山本作兵衛さんの絵。
十分満足。
来てよかったです。
帰りに、しる商人の塩ラーメンを食べようと思っていたら、14時過ぎに完売でもう閉店。
次回に期待しましょう。
山歩きメモ
登り47分。往復2時間40分くらい。往復約4km。
山頂での休憩含む。
とてもいい山歩きでした。
また登りたい山。
参考資料
福岡県超低山100 の116ページ
by katuyamak | 2012-01-29 06:14 | 山歩き