⑤京都二日目 天龍寺~新選組跡地等~帰路へ
美空ひばり座の中にはゆっくり1時間半位滞在した。
これから先は、特に嵐山に用事はない。
せっかく来たのですぐ近くの世界文化遺産の天龍寺というところに寄ってみる。
参拝料600円は高い。
だいたい京都のお寺はどこでも最低500円はいる。
どうも私は神社仏閣を見るよりも、生臭い人物が暮らしたところを見ている方がもっと楽しいようだ。
達磨図
相変わらず今日の京都も暑いです。
暑い時期に来るもんじゃない
嵐山から次に四条に移動する。
ここからがまたおもしろかった。
最初は前川家。新選組屯所跡。
今も当時の家がまだ残っているところが京都の凄いところ。
ここの入場は無料だった。
新選組の名前一躍有名にした池田屋の激闘があるが、この騒動をするきっかけになったのが、古高俊太郎の拷問をして白状させた事である。
その拷問をした場所が前川家。
次が前川家のすぐそばにある八木邸。ここも新選組屯所跡。
八木邸の訪問が、この京都二日目の散策で美空ひばり座と共にとてもおもしろかった。
隣に京菓子の和菓子屋 鶴屋さんとしても商売してあるようだ。
入場料が1000円。
1000円。わ!高い!止めとくか?と思ったが、ここの1000円はその中身に十分、合うものだった。
新選組に興味のある方にはたまらない場所であると思う。
1000円払って中に入ると、60代くらいの年配のガイドさんが丁寧に30分近くも説明してもらった。
そのくだりは屯所が出来た当時、局長だった芹沢鴨が京都でとんでもない悪い事ばかりしでかしていたので、近藤勇、土方歳三が暗殺を計画して、この八木邸で暗殺するところをおもしろおかしく、とても内容のある説明をしていただき、まさに当時の場所そのままの場所で話を聞いているのでまるで、私がそこにいるかのような錯覚を覚えた。
ここはよかったなあ。
観光客は20代、30代の方がほとんどで私のような中年は逆に少なかった。
新選組は若い方にも人気があるんだろうな。
ガイドさんの説明が終わると、おいしいお茶と和菓子をいただく。
けっこうなお味でした。
また来たい場所。
次はこれまた歩いてすぐの壬生寺に移動。
ここで200~300円の供養代を払う。
ここに来たのは昭和47年に建立された近藤勇の胸像墓があると本で調べてきたからだ。
壬生寺を観光してすでに13時を過ぎていた。
ちょうど出ようとしたら、タクシーが来たのでそのまま乗せてもらい、急いで霊山歴史館に移動。
京都駅から16時までには大阪に向かわないと新幹線に間に合わない。
観光でタクシーなんて普段は絶対に使わないが、これも仕方ない。
ところがここから祇園、霊山歴史館までが大渋滞。
普段でも一番人出が多いところでこれが普通らしい。
タクシー1540円。霊山歴史館の入場料500円也。
霊山歴史館には2時間はいたい場所であったが、ざっくり15分で通り過ぎるように見て終わる。
1つ1つの説明文なんて読みたいところだが、とにかく時間がない。
すぐ隣の霊山護国神社で坂本龍馬と中岡慎太郎の墓に寄る事にする。
ちなみにここに入るのにもお金がいる。
300円位だったかなあ。
京都はすべて何事にもお金がかかる。
ここも駆け足で見終わり、京都駅に急ぎ戻る。
帰る途中は、祇園を通る。
途中で、舞子は~んに会った。
雰囲気がありますね。
時間が許せば、ここのうどんも食べたいところなのだが・・・
泣く泣く通り過ぎる。
京うどん どうどす?
そりゃー食べとうおますが、博多に帰らなあきまへん。
残念どすなあ。
最後の画像、八坂神社。
もっと、もっと見たかったし、観光したい京都であったが、何せ時間がない。
また機会あれば訪問したい。
次に訪問するまで、そしてこれからは、風来坊さんのブログで京都を楽しませてもらう事にしよう。
風来坊さん、これからは是非、京都通になっておくれやす(笑)
京都の旅、これで終わりどす。
by katuyamak | 2011-09-23 05:41