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飯塚市 旧伊藤伝右衛門邸~岩石山 1座2麺 

5月1日(日)
風来坊さんと山の約束をして、二人で登る事にする。
今日は本来、山登りで遠出の予定でしたが、天気予報が雨の予報で中止となり、それなら二人でどしゃ降りの雨でも登ろうとなり、それで筑豊の山となりました。
二人だけでの行動は2010年 1月の筑豊巡り以来
(ちなみにその時も午後から雨です。)
よって今回も筑豊の旅シリーズ第二弾で観光&山&麺と盛りだくさん

1日の天候が午後から雨が上がる予報だったので、午前中に観光と麺を入れて、午後から山歩きする事にする。

まずは2010年1月以来2度目の旧伊藤伝右衛門邸へ。
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旧伊藤邸は2度目の訪問ですが、こんなにおもしろいと書いたら語弊がありますが、こんなに人間臭い、事実は小説より奇なりを地で行く大邸宅は他にないでしょう。
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最初に訪問した時、この二人の生きざま、生き方に強く心惹かれました。
前回の訪問時は、正義が白蓮さんで、悪が伊藤伝右衛門さんと思ってました。
おそらく訪問される方のほとんどがそう思われる事でしょう。

伊藤伝右衛門さんは、貴族の大正三美人の白蓮さんという若い奥さんがいるのに、平気で妾も一緒に住まわせていたのですから。

しかし今回訪問して、伊藤伝右衛門さんも若いわがままな貴族の奥さんに気を使い、きっと耐えていた部分も多くなったに違いない。
ガイドさんからの説明を聞いている内にそう思いました。
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そんなこの二人の冷え切った夫婦生活がくしくもこの伊藤邸という大邸宅で暮らした事実。

二人は本来、夫婦になるべきではなかったのに夫婦になってしまった事。
二人は離婚後もお互いに活躍して長生きし、明治、大正、昭和の時代を精一杯生きた事。

そして平成の今もこの冷え切った夫婦生活の大邸宅が当時の歴史を知る事実として残っている事。
ここに歴史の不思議なおもしろさを感じるのです。
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今回、2度目の訪問でこの伊藤邸の庭だけの保守料が年間1千万円。
白蓮さんの小遣いが当時のお金で毎月500万円(当時500円)という金額に度肝を抜かれスケールのでかさにこの大邸宅がますます好きになりました。
またいつか3度目の訪問をしたいと思います。
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さて真面目な話をした後はいきなり麺です(笑)
田川 しる商人さんの塩ラーメン
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デンターさんからのご紹介。
塩ラーメン 480円。いや~旨かった。
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こんなに旨い塩ラーメンを食べたのは久し振り。汁も完食。
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さて腹ごしらえも済んでやっと山登りです。
スタートは12時から。
雨もあがり、予想通りにちょうどいいスタートです。
登りは滝ルートから登りましたが、自然林でとてもいいルートでした。
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頂上まで約1時間。山頂は縦に長く楽しめます。
「しらなみ」という薄い緑のやさしい木を初めて見ました。
この横の八畳の岩でのんびりして下山。
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下りでは今年初のミツバツツジを鑑賞。
山頂でゆっくりして、往復2時間半程度。
いい山でした。
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帰りにもう一軒 山小屋ラーメンの本店で麺。
シンプルな普通のラーメンでしたが、かえって懐かしいおいしい味でした。
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風来坊さん、お付き合いありがとうございました。
次回は、また予定していた山登りが雨で中止になる時にでも二人で(笑)

by katuyamak | 2011-05-01 22:12 | 山歩き