犬鳴山

11/8(土)  犬鳴山(583m)   単独

(U君を偲ぶ山登り)

起床8:30-犬鳴登山口出発10:40-犬鳴山頂上11:36(休憩30分)-駐車場12:50頃


4週連続のくじゅう行きも終わり、さてどこへ行こうかと金曜日から考えるが決まらない。夕方から用があるので、あまり遠出も出来ないし、近場でもまだ登った事がない山を行ってみる事にした。
起きてみたら、もう8時過ぎ。
連日の残業で体も芯から疲れているようだ。
さてどこへ行こうか?
犬鳴山。先日、ごえもん君からの西山、犬鳴縦走レポートを見た時に鹿がいたという文章がえらく気になった。
山の本によると、この山系には日本鹿、猿、兎、狸が生息しているらしい。
本当は12~3月頃に三郡ばかりでなく、低山巡りをしようと思っていたが、今日はその偵察登山とする。
いずれ西山と犬鳴の縦走も考えたい。
それともうひとつ訳があった。


登り口をどうするかまったく決めてなくとにかく現地で状況を見て判断する事にした。新犬鳴トンネルを過ぎてすぐに犬鳴口という駐車スペースがあり、1台だけ車が止まっていた。藤七谷というのだろうか。詳しくはよくわからない。
ごえもん君のレポートではこのルートは藪がひどそうで引き返したとあったので、私としても不安はあったが、とにかく久し振りにストックを持参したので、これでマムシと獣が来ても大丈夫だろう。
心強い助っ人だ。

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上の写真の門の脇から入り


舗装道を10分程入って、いよいよ登山口発見。
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人気のない低山の藪化している道は結構恐いものがあるが、不安と期待でドキドキわくわくで登り始めた。
結局、今日は3組の方とすれ違ったけど、誰にも会わないだろうと思っていたので、少々安心した。でもやはりこんな低山は寒い日がいいなあ。ちょっとここに春と夏は来れない。下りで、でかいヘビとやはりご対面。毒はないだろうけど、やはり不気味だった。
標高400mを過ぎたあたりから景色も変わり、登りやすくなる。56分で頂上。意外とあっけなく登れた。
眺望はよくないと書いてあったが、西山の方の木を切ってくれたのか、私としてはいい方だと思う。
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ただし西山の方のみしか見えない。


ここでお話を2つ程。
まず私が19歳の時。もう24年前に小、中学校とずっと同じだったU君がこの犬鳴峠で車の事故で死んだ。
あれから24年。私ももう19歳という年から2倍以上生きている。U君の彼女が泣きながら「 死んだ」という電話を聞いたのが昨日のような気がする。
久し振りに頂上で昔の彼との小学校、中学校の頃の事を西山方面を見ながら思い出していた。
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犬鳴山にはいつか来たいと思っていたが、願いがかない満足した。


ちょっとゆっくりしたところで、下山開始。約50分で戻れた。車に戻り、エンジンがかからない。脂汗が出てきた。そうだ。新犬鳴トンネルでヘッドライトを点燈させたままだった。ライトを消してなかった。エンジン止めてもう2時間たっている。
どうしよう。なんとか携帯は3本アンテナが出ている。
10分後、エンジンがかかった。
恥ずかしいというか私らしいというか、「ちょっと待て。」
U君がそう言ったような気もする。今回の山登りはいつもと少々趣が違った。いろいろな事を考えて歩いた犬鳴山であった。
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by katuyamak | 2003-11-08 00:00 | 山歩き | Comments(0)