お盆休みにて
私も仕事も午前中2日ほどしましたが、4日間ゆっくり休めました。
遠出も特にしませんでしたが、思っていたより余暇の部分で予定していた事は消化できたなあ。
本を2冊(雑誌含まず)
DVDは3本。映画は行かなかったなあ。
山に2回。
8月15日(土)の事をちょっとメモしておこう。
朝、宝満山の正面かまど神社コースから登る予定で自宅を出たが、雨が激しく降ってきたので、傘をさして手軽に登れる宇美町の井野山に変更。往復 60分。
歩いている間、ずっと雨だったが、なかなかゆっくり一人の時間がなかったので歩きながらいろんな事をぼんやり考えながら歩いた。
いい山歩きだった。
読み終わった2冊の本とは別に図書館でなかなかいい本というか、雑誌というか、写真集を借りていた。
この3冊がまたどれも素晴らしい本でちょっと紹介しておきたい。
まず 保存版 アカデミー賞。
この本では2003年までしか載ってないから、もしかしたらまだ新しい本も出ているかもしれない。
1928年から2003年までの76回のアカデミー賞の受賞作品その内容がすべて年度ごとに写真付き、簡単な評価、解説付きで載っている。
これは実にいい。お盆休みの間、暇があればずっと読んでいた。
この雑誌1冊で作品名、役者の名前、受賞作品等すべてがわかる。
年度ごとに区切ってあるので、役者さんの成長過程まで一目瞭然。
ノミネートされている作品まで書いてあるのでこれは宝物の1冊になりそう。
早速、アマゾンで中古本でもいいから、本を頼む事にする。
あと2冊が「黒澤明 夢のあしあと」 と 「土門 拳 鬼が撮った日本」
これまた夢中になって読んだというか、眺めたというか(笑)
2人に共通している点。
一流のプロ、仕事で妥協しない、仕事の鬼。
浜美枝さんが、土門 拳さんとの思い出を書いてあった文章がとても参考になりました。
「近藤」への道すがら、土門先生はこうおっしゃいました。
「本物に出会いなさい。モノには本物とそうでないモノと、ふたつしかない。これから本物を見に行こう。」
あの日から五十年近く経つのに、まだ耳元に先生の低い声が聞こえてきます。
私も見るだけでもいいから、本物に出会える機会をこれからどんどん作っていきたいですね。
まあ、私にできる事では、いい本を読むとか、映画の名作を見るとか、美術館や博物館に行くくらいでしょうが、知識としてだけでも本物にたくさん出会いたいですものですね。
by katuyamak | 2009-08-15 22:49 | 映画